2013/08/26

ふたたび柤岡へ文枝さんに会いに・・

敦子さんからお話を聴いた時から
お会いしたいと思っていた、文枝さん。

柤岡・自然庵のご主人、元気さんのお母さん。
自然庵さんで使っているお皿はすべて
文枝さんが焼いたもの。
モノヅクリだけでなく、森や地域での活動も
ずっとやっておられると聞いていたので、
私も目指したい、ゼヒともお話が聴いてみたい
と思っていた。
お忙しい敦子さんにお願いして、文枝さんの
工房「茜の詩」へ連れて行ってもらった。

 柤岡はホントにマチュピチュだ。
標高500mくらいある、下界と温度が違う。

 入り口からもう、すでにイイ感じが流れてる。
そして中はもっとステキだった。
色んな物がアチコチに散りばめられて、
古い物と一緒になってとけ込んでる。
居心地良い==!
こういう、自然体の工房、いい。


 綿から糸を紡ぎ、コブナグサで染めた
黄色の糸。
 生の藍で染めた物など、本当に自然の色ってすごい。

 「風通織」という手織り。細かくてキレイ。
二重におられていて風が通るという意味らしい。

 文枝さんの大事な仕事仲間。
この日うかがった時も、ご自身で
織機のパーツを削り、整備されていた。
私もシルクスクリーンの道具や
オモチャみたいな紙漉道具も、
自分で作ってみたり、手を入れてみたりして、
長く付き合っている。
すごくすごく大事にしている、というわけでなく、
普通に日常として同じ仕事する仲間として
働いている、だからくたびれてくるし、
調子も悪くなる。それを一緒に「治して」
仕事を続けて来た事が、「仲間」な気がする。

 文枝さんにはたくさんの仲間がいて、
それに囲まれて手仕事を一人、工房でする幸せを
私にはすごく感じられた。
私も、またそんな場所がほしい。
できれば移動式で・・・

 娘の愛華さんは私と同名。
油絵を描いていらして、夏の間は
子供さんを連れて子守を兼ねて、
文枝さんの工房へ通っていらっしゃる。
また展示を見に行きたい。
しかも愛華さんは以前、杉原小学校で勤められていて、
小学校では杉原紙研究所で自分の卒業証書を
自分で漉いて作っていて、愛華さんも紙漉所へ
いっていたそうだ。不思議な繋がり。


 あ、ロケットストーブ。私もつくろ!



 工房を後にして、すぐ側の自然庵さんへランチ☆
やっぱり良いお店= ここはここで心地良い。
ご夫婦がなんともイイ感じで、神戸の三重の
みんなを思い出す。
きっときっと、また繋がるね・・・☆

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